国内では展示が珍しい「マヌルネコ」の雄と雌の赤ちゃん計2匹の公開が13日、栃木県那須町大島の那須どうぶつ王国で始まった。初日は公開イベントが行われ、愛らしい姿を一目見ようと多くの来園者が列を作った。
那須どうぶつ王国によると、マヌルネコは個体数が少なく、準絶滅危惧種に指定されている。国内では同園のほか、上野動物園(東京都)など5施設が飼育展示を行っている。2匹の赤ちゃんは4月下旬に那須どうぶつ王国で誕生した。
開始前に200人を超える来園者が並んだイベントでは、同園の飼育員と獣医師がマヌルネコの特徴や魅力、育てる難しさなどを説明していた。展示が始まると元気に走り回る2匹を多くの来園者がカメラに収めていました。

マヌルネコとは?
マヌルネコは、食肉目ネコ科に分類される食肉類。別名モウコヤマネコ。世界最古の猫とされている。
分布
アゼルバイジャン、アフガニスタン、イラン、インド(ジャンムー・カシミール州)、カザフスタン、キルギス、中華人民共和国(四川省、青海省、陝西省、内モンゴル自治区、新疆ウイグル自治区、チベット自治区)、ネパール、パキスタン、ブータン、モンゴル、ロシア南部に分布。アルメニアでは絶滅してしまいました。
特徴
体長50 – 65cm。尾長21 – 31cm。体重2.5 – 3.5kgまたは2.5 – 5kg。
体毛が長く密集して生えているので、丸々と太った立派な体型に見える。この厚い毛のおかげで、雪の上や凍った地面の上に腹ばいになったとき体を冷やさずにすむ。
体は橙みを帯びた灰色、腹面は白っぽい灰色、四肢は黄土色、腰に茶色の横縞が走る。個体によってはこの横縞が厚い毛のせいで判別できないこともある。
尻尾には5 – 6本の黒い縞模様が入り、先端は黒い。
頬は白色で長い毛がある。目の端から頬に黒色の縞が走る。顎から喉にかけても白色で、体下面では密集した灰色がかった毛になる。
季節が移ると毛は生え変わる。冬毛は夏毛より灰色みが強く、模様が不鮮明であるという。
マヌルネコ 那須どうぶつ王国の動物園情報
那須どうぶつ王国
営業時間
平日:10:00〜16:30 |
土日祝・特定日:9:00〜17:00 |
GW1(4月27日、30日、5月1日、2日、6日):9:00〜17:00 |
GW2(4月28日、29日、5月3、4日、5日):8:00〜18:00 |
冬期:10:00〜16:00 |
入場料
入国料 (2019年3月16日〜12月2日まで) |
王国パスポート大人(中学生以上):2,400円 |
王国パスポートこども(3歳~小学生):1,000円 |
障がい者割引 入国料 |
王国パスポート大人(中学生以上):1,200円 |
王国パスポートこども(3歳~小学生):500円 |
BBQ食べ放題と入国セットプラン (2019年3月16日〜12月2日まで) |
大人(中学生以上):3,700円 |
こども(小学生):2,000円 |
幼児(3歳~未就学児):1,300円 |
冬季入国料 (2018年12月3日~2019年3月15日) |
王国パスポート大人(中学生以上):1,400円 |
王国パスポートこども(3歳~小学生):700円 |
年間パスポート (発行日から1年間有効) |
大人(中学生以上):8,000円 |
こども(3歳~小学生):3,000円 |
アクセス
マヌルネコ 赤ちゃんの可愛い写真


マヌルネコ ネットのコメント
これは可愛い 人気爆発の予感がしますね 猫ブームだし。
ヤフーニュース
密猟とかで捕獲されて連れて来られてなければいいけど…カメラを構える人だかりが怖い。あまりフラッシュたかたかないで欲しいな。ちゃんと広々とした所で飼育されてるのかな。色々と心配です 。
ヤフーニュース
テレビで人気になったから捕まえてきたんじゃなく、元からいたのね。なんか、良かった。
ヤフーニュース
NHKの「ダーウィンが来た」の
ヤフーニュース
「マヌールの夕べ」を見る前は
「マヌル猫」の存在そのものも知りま
せんでした。
準絶滅危惧種とはとても貴重な猫ちゃん
なんですね。
今年の旅行は那須を選んで見にいこうかな。
絶滅危惧種というだけあって、みなさんマヌルネコの赤ちゃんの出生が気になるようですね。ですが、きちんと、もともと国内に居て、国内での赤ちゃん誕生なので、ご安心を。
某テレビ番組でも取り上げられていたようですね。そこから、マヌルネコの存在を知った人も多いよう。
猫ブームの今、マヌルネコの赤ちゃんへの人気は、これからも高まりそうですね。
コメント