私たちの目の前に姿を現すゴキブリ。
外で見かける分にはなんてことなくとも、家の中で出会うと、なぜあれほど恐ろしいのでしょうか?
今回は、ゴキブリ対策の真実を探るべく、ゴキブリを完全に駆除してしまうというプロフェッショナル、株式会社アルバトロスの代表取締役 佐藤久さんのお話を元に調べてみます。

ゴキブリ対策 誤解、メリット・デメリット
くん煙タイプは、現在いるものには効果がある
メリットは、隙間の奥まで届くのでそこに居るものは残らず全部出て来て駆除されます。
デメリットは、逃げ出す個体もいるため、煙の薬剤効果がなくなった時に戻ってくる可能性があること。
また、特に集合住宅では、逃げ出した先(隣近所)に住み着き迷惑がかかる事が多々あります。
そして、薬剤効果がなくなってから侵入したものや、卵鞘(らんしょう:ゴキブリの卵が大量に入ったカプセルのようなもの)には意味がないので、新たに侵入したものや、ふ化して来る個体には効果はありません。
粘着シートは根本的解決になっていない
数が大量に生息していれば見た目には減りますが、捕獲するだけで根本的解決にはなっていないという。
超音波・電磁波は効果不明
ゴキブリの苦手な周波数や電磁波を出すことによって侵入を防ぐ駆除器は、効果のほどを聞いたことが全くないため、メリットが見えないようです。
ハッキリ言って、効果は解らないのだそう。
最初は嫌がって寄ってこない可能性もありますが、ゴキブリも学習能力が高いので慣れてしまえば効果はうかがい知れず、マメに波長を変化させる必要性があるかもしれないという。
ハッカ ・ ハーブは置いても出てくる
ハエや蚊などには効果的面だが、ゴキブリに効果は微妙。
実際にネットなどで嫌いだと言われているハーブなどを置いているお宅でも、ゴキブリが出たという。
少しは効果があるのかもしれませんが、やはり危険性がないと察知してしまえば、嫌がらないのではないでしょうか?
ゴキブリ対策 誤解、正しい対策は?
毒エサ系の駆除剤がベスト
一番効果が高く、喫食すれば99%死にます。
ただ、駆除業者のように生態を熟知していれば的確な場所に置けますが、一般人には効果の少ない場所に設置してしまうことが多く、喫食させなければ意味がないのが難しいところ。
ゴキブリの隠れる場所(好む場所)や通り道、侵入場所に設置するためには大量の数が必要で、たとえばプロが行った場合、1Rの部屋でも数百粒の毒エサを設置するという。
市販のものは、子供やペットの誤飲を防ぐためにケースに入っているため、そんなケースに入った大きな物を数百個置いたら邪魔になりますし、高額になってしまうので、大量設置は現実的ではありませんね。
なので、一般家庭レベルでできる対策として、まずは毒エサを、部屋・収納の四隅・家具などの隙間のほか、ゴキブリの好む電化製品のモーター部分などの暖かい場所への設置がオススメです!
ゴキブリ対策 誤解、 ペットを飼っている人は要注意!
実は、ゴキブリはペットフードや水が大好きらしい。
なので、食べない時はペットフードや水を出しっぱなしにせず、片付けておく事が重要。
ペットには時間を決めてあげるようにして、残りは袋の口をテープで止めるなどして匂いや侵入を防ぐことをオススメします。
缶やチューブはキレイに洗うか袋に入れて口をしっかり結びましょう。
水が1滴あれば生きていけますし、匂いも良く、味も良いペットフードなどはゴキブリの餌になってしまうという。
ゴキブリ対策 誤解、ネットの声

いろいろ試しましたが、ブラックキャップは効果絶大。大繁殖はこれで防げるので、指名買いしてます。
ただし、即効性はないので、食べても何時間か生きてます。
シーズンに1匹ぐらいは、どこからともなく現れるので、これは侵入してきたのかなと思ってます。

うちは掃除をこまめにして暖かくなる前の時期にホウ酸団子を置いてます。これで生きているGに出会ったことはありません。たまに干からびているGには出会いますが。
でもお盆に実家に帰って、久しぶりに大きくて動くGを見てビックリ。

うちの家は周りに新築が立って流れてきたのか、今年突然大繁殖。
夜の同じ時間に同じ場所で、何度血祭りにしても大量の子供が出てくるようになりました。
弟にはホイホイは意味がないと言っているのですがそれ以外の対処は拒否され、しかも効果はなく、更に母曰く「小さかったのがなかなか育ってきた」(慣れすぎて成長と殺戮を楽しみだしてる)とのこと。
最近のは漂白剤等かけても速攻で効かないくらい強いです…
Gブリ対策が分かって少し安心。毒餌買ってきます。

今年はエサを沢山置いたからかあまり出会わなくなりましたが昨夜、入浴中にもそっと黒いぶったいが。即座に熱湯をかけて撃退。
薬剤より熱湯の方が反撃されないから好きだけど熱湯攻撃は場所が限られるのが難点。
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