11/2(土)18:30~放送の『FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ! 』にて、今でこそトップアスリートだと誰もが認める松井秀喜さんの星稜高校在学時の秘蔵映像の公開が予定され、放送を心待ちにしていた人も多いでしょう。
松井秀喜 中学時代、 秀喜のバッティングを見てコーチは?
高桑さんはショックを受けていたという。
「少年野球ですごく打つ選手がいる」と聞いていたので、秀喜さんに会うことを楽しみにしていたのだ。しかし第一印象は・・・
――太っている。この体型で野球ができるのか? と大いに疑問を抱かせるものだった。中学1年になった秀喜の身長は170センチ、体重は95キロもある。
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――他の人の目から見ると凄いかも知れないが、体型を見た限りでは話に聞くほどではない。
1年生はまず球拾いから始まる。
もちろん秀喜さんも同じ。
球拾いをしている間、体が大きいとはいえ秀喜さんはさほど目立つ存在ではなかった。
5月、1年生にもようやくバッティングをするチャンスができた。
それを見て高桑さんは思わず唸ったという。
――打球の速さ、スウィングの速さ、パンチ力、やっぱりうわさ通りの子だ。3年生と比べても引けを取らない。あるいは超えている。
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秀喜のバッティングを見て度肝を抜かれた。太っているから鈍いという固定観念を見事に覆された。
――ものになる。そのためにはまず野球をするための体型になることが先決だ。
松井秀喜 中学時代、 監督が注目した、秀喜の「潜在的能力」
根上中学は秀喜さんの通っていた浜小学校と隣り合わせに位置している。
野球部の練習が行われる運動場に面して校舎が建ち、それを挟んで体育館がある。
走るコースは運動場から校舎の周りをぐるっと回る。
1周約600メートル。3年生は1周を5分で走るので15周は走る。
――1周6分かかるな。
高桑さんは時計を見た。秀喜さんはスピードについていけない。
太っていることが原因で持久力がないため。
そのうち10分以上かかりはじめた。
秀喜さんがちょうど校舎を曲がった頃、高桑はのぞきに行った。
すると秀喜さんは歩いていたのだ。その時は見て見ぬふりをして、戻って来た時に声をかけた。
「時間かかったねえ」
「はぁ」
飄々と答える秀喜さん。その時、高桑さんの右手は秀喜の頬めがけて飛んでいた。
秀喜さんは歯を食いしばり、避けなかった。このような反応を見せたのは高桑さんが指導した中で1人だけだった。
根性がある。特訓すればするほど成長すると確信したという。
そんな秀喜さんの姿をじっと見ていたのが、監督の宮田宏さん。
根上中学の社会科の教諭でもある。高桑さんとは対照的に柔らかな口調、手を出すのではなく、冷静に観察しながら部員の心理を読み取っていた。
秀喜さんはどんな過酷な練習が続いても、弱音を吐くことはなかった。
宮田さんが注目したのは叱られても叩かれても、すねないという秀喜さんの性格だった。
松井秀喜 中学時代、 「責任感と自制心」
中学2年の夏が終わると3年生はやめていく。
新チームになり秀喜さんはキャプテンに選ばれた。
同時にキャッチャーからピッチャーに転向した。
「誰もいないから頼む! おまえしかいない」
秀喜さんが望んだのではなく、チーム事情からだった。宮田と高桑は秀喜のワンマンチームになってしまうことを懸念していた。
「どう考えてもワンマンチームになるわな」
4番でエースでキャプテン、実力は突出している。
「ひとつ間違えると松井だけのチームになりかねない」
「普通なら思い上がる条件は揃っている」
「そうなると、せっかく伸びるはずの才能が止まってしまう」
「松井が柱というのは誰もが認めている。本人もそれがわかっていて、責任感を持つのはいいけれども、それが高じて天狗になりかねない」
「自分が抑えて自分が打たなければ勝てない。だから周りは足を引っ張るな、という人間になってほしくない」
宮田さんと高桑さんの意見は一致していたという。
ところが2人が心配するまでもなく、天狗になるどころか、今まで以上にチームを引っ張っていく責任感と自制心を身につけていた。
練習中は人一倍声をあげ、チームメイトの動きに気を配って声をかける。
キャプテンとしての秀喜さんはおおらかで、要所要所で声をかけてくれる良き兄貴としてみんなから頼りにされた。
中学3年の春、練習試合が行われることになった。秀喜さんはエースで4番、そしてキャプテン、チームの大黒柱としての出場。
この試合中、宮田さんは冷静に分析していた。
バッターボックスに入る時の雰囲気が段々と静かになってきていた秀喜さんを見て、バッターとして自信を深めていった様子を感じていたという。
堂々としている。相手チームのピッチャーもそんな秀喜さんの立っている姿に脅威を感じている。
――松井さえ抑えれば勝てる。
そう思わずにはいられない雰囲気をすでに醸し出していたのだという。
松井秀喜 中学時代 、ネットの声

殴られても上を目指したい本人と指導者がいるのも事実。(意味もなく殴る指導者は別として)その関係性を非難する人もいるが、その世界にいない者には理解できないこと。サークル活動なら安全、健全なのでしょうね。

松井も松坂もすごかったと思う。
とにかく野球やサッカーでもなんでも全般的に言えるが、プロなる奴はだいたいわかるw
小学校、中学校、この時点で突出したものがあるもの。
ケタが違う。
誰が見ても、選手も素人も指導者も誰が見ても、あいつ違う・・・と、これだけはマジで思う。
余談ながら、天狗になるとあるが、そういうのもおるが、本コメで言ったようにマジで違うんだよ。なるとかじゃなく、リアル天狗?と言うのか犬の群れの中に狼がいるんだよw 力とか実力とかはそういうことを指すんだと思う。虎はなぜ強いか?虎だから強いのだ、これをギャグと思うか味わい深い格言と取るかは任せるが、最近の俺は後者。
虎が猫・犬のようにしたって駄目。虎が虎になればなるほど最強になっていく。

指導者いかんによって人生は変わるが、松井さんは、それを超えていた。

昔は当たり前のように子供を叩いてたしその理由が「自分の頃はもっと酷かった」って言い訳にもなってない言い訳で正当化しようとして本当にタチが悪かった

昔だったから当たり前だった体罰を美談にしちゃいけない。

口で説明してわからんかったらといって 殴ってもいいのかい? だって松井さん不実。不法行為してないよ?あかんでしょうが。クソ指導者
松井秀喜 中学時代 、 終わりに
秀喜さん、すごい中学時代を過ごしていたんですね。
ネットでは、体罰に関するコメントもありました。
ですが、そんな中学時代を生き抜いて、野球界の大物となったんですね。
これは、番組がますます楽しみになりますね。
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